朝里十字街雪まつり開催 ― 2017/02/04 15:13
朝里十字街雪まつり最終日 ― 2017/02/05 21:18
北前船トーク&チェンバロコンサート ― 2017/02/11 21:50
おふたりのトークセッション あふれる教養と知識。小樽への愛があふれていました。
江戸から明治期に特に米をはじめとする生活物資など、北海道に住む人の日常生活を支えた品々を北海道でとれる昆布やにしんなどと交易することで支えてきた北前船の役割とその海運に関わった船主や船頭さんについてのトークでした。
弁財船の帆のおはなし。帆の大きさから船体の大きさを測る
もと総合博物館館長土屋周三さんと高野先生のトークセッションでは、その辺の所を最新の調査成果に基づき分かりやすく紹介してくださいました。お二人ともあまりにも膨大な知識の中からお話なので、本当に時間がいくらあっても足りないという感じでしたが、まずはこれからの活動のイントロということでしょうね。この先を楽しみにしていきます。
お二人のトークセッションに続いて、明楽みゆきさんのチェンバロ演奏がありました。チェンバロを生で聞くのは初めてでした。ピアノのような形からは判りませんが弦楽器なのですね。バッハのようなクラシックばかりではなく、涙そうそうなど知っている曲も弾いていただいたので、楽しく聴くことができました。また、明楽さんの曲間のお話もお上手で引き込まれました。
これがチェンバロという楽器。ご自身で車に積んでツアーをするそうです!
明楽さんとそのご一族の北前船と因縁や高野先生も曾祖父が北前船の船頭さんで加賀橋立町ご出身ということでその関係からくるのか情熱や使命感のようなものが感じられました。
特にお話の中で印象に残ったのは、
今回、秋田市酒田市など本州各自治体と北海道の函館市松前町が日本遺産の登録をめざして申請を文化庁にあげたことが報じられましたが、北前船の寄港地として北海道からの視点で改めて捉える必要がある、ということでした。
北海道の成立に深く関わる北前船、特に天然の良港小樽の果たした役割も大き買ったということが当時の写真からもよくわかりました。
ところで、小樽市も日本遺産認定をめざしていますが、この度、以上のように函館、松前、そして江差町も単独で申請を出しました。北海道からこれだけ出てきています。私としては小樽市としてもがんばって認定をめざしてほしいと切望します。
道新の記事から
入場時に、田中酒造提供のおたる酒まんじゅう、UNGA↑提供の和三盆、おもてなし煎茶師による温かいお茶をいただきました。ほっこり気分でお話に入っていけて良い気分でした。
小樽市議会第1回定例会開会 ― 2017/02/23 21:46
開会ができるのかどうか大変心配をおかけしていました小樽市議会第1回定例会が2月22日、何とか開会にこぎつけました。
今議会では2017年度一般会計予算案を始め、今年度補正予算案や前回自然閉会となったことで積み残された各議案も扱われる大変重要な議会となっています。
私たち民進党市議団としてはこれ以上議会が閉ざされたまま、今議会でもこれら重要議案を審議しないということはできない。かといって森井市長の民主主義のルールを軽視する発言もそのままにはできない、という観点で各会派と開会に向けての話し合いをしてきました。
結果、森井市長は議会冒頭の自身の所信表明内で
・
前回議会での自身の答弁が「結果として誤解を与えた」
・
自然閉会したことについて「大変ご迷惑をかけた」
・
「今後、発言に関しては、より慎重にする」
ことを表明して実質自分の非を認め、反省した形を見せたことにより、1定は何とか開会することとなったのです。
これは今議会の重要性(これまでの議会が重要でないという意味ではもちろんありませんが)から当然のことで、なぜこんな切羽詰まった時期まで、一切自分の非を認めず、議会が一方的に悪いことにして混乱を長引かせたのかが理解不能です。前回議会が休会してからは記者会見等で森井市長は審議未了で流れたことについて「反省点がないか」との質問に、「私自身、具体的に思いつくところがない」と答えています。どのような心境の変化があったのでしょうか。
なぜ、今回のような答弁を前議会でできなかったのでしょうか。そうしていれば状況は全然違っていたはずです。
あの時点で、次回定例会にも影響が出て、新年度予算が審議できないという結果がどんな事態を引き起こすのかを切羽詰まらないと推測できないというのはいかがなものでしょうか。私たち議員はみんなそのことも含めて非常に心配し、「何とか打開策を」と奔走していたんですが。
と、言いつつも、まずは議会が始まりました。28日から代表質問です。私たち民進党は、今回の市長発言について評価する・しないはこれからの議会議論の中で判断することとしていますので、政治姿勢のみならず予算案等具体的議案について厳しく、追求していき、その中で市長の資質について市民に明らかにしていこうと考えています。
やはり、前議会の自然閉会となった議会運営戦略の是非はともかく、結果として一般の市民のみなさんにはわかりづらく、「どっちもどっち」という印象を与えてしまったと分析し、反省するところです。よって、議会を止めることよりも、動かす中で粘り強く市長の言動や市政の方向性や課題を市民のみなさんに見えるようにしていこうという方針で進めます。
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