通学路の除排雪について2017/10/07 21:11

予算特別委・総務常任委員会で質問しました通学路の除排雪について、この機会にまとめておきます。


 今年3月の学校適正配置等調査特別委で、昨冬、市内各学校の通学路の除排雪が3学期始業式までに終了せず、結果として児童生徒が危険にさらされているとの話が複数あったことから、通学路除排雪について質問。結果、市雪対策課は「基本的には事業者や雪対策課がパトロールして必要な時期に必要な箇所の排雪を行う。」と答弁し、学校や地域から挙げていた要望や情報は参考程度にしか扱われていなかったことが判明しました。

 子どもたちの通学路の安全安心は保護者や地域のみなさん、先生方の切実な願いですが、森井市長の進める除排雪改革は実質効率一辺倒で、実態は昨年のような学校周辺に危険な実態が多く見られました。



 そこで、今議会では雪対策課に対して強く改善を求めました。結果、

・「昨年度の除排雪において学校周辺の雪山の高さや歩道の除雪について学校関係者から要望や不満があった事は承知している。市教委から示された資料等でも確認した。」

  雪対策課として今年度は「学校周辺道路は特に3学期始業式の時点で危険な個所のないよう除排雪に努めていく。」

  具体的に、方針や作業について改善点、変更点として

「除雪作業では、学校周辺について、第2種路線なので、改めて業者にしっかり除雪するように伝えるとともにパトロールで現地を確認する。

 排雪作業では、今年度は教育委員会と連携を密にしていきたい。具体的には、場合によっては学校と共に現地立会や雪対本部と教育委員会が協議しながらすすめる。」

「昨年は我々のパトロールと学校関係者の考えに差異があったのが反省点。昨年より意思疎通を緊密にしていく。」

・教育委員会としては、始業式以降も学校現場、保護者、地域のみなさん、子どもたちの声を集約してリアルタイムで雪対本部に伝え、対応してもらう。

 等の回答を得ました。


 関係者の皆さんは気になる点があれば、まずは地域の学校に情報をあげていただければと思います。


 委員会質問の最後に私から「子どもの安全安心が2丁目2番地にならないように(森井市長は除排雪制度改革を1丁目1番地と公約で言っています。)|是非、今年度は通学路の除排雪には特段の配慮をお願いします。「今年は雪が多かったから」等の言い訳は聞きたくありませんので。」と、念を押しておきました。



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