新型コロナウィルス感染症について2020/04/28 10:00

このような折で、なかなかご挨拶に伺うこともはばかられ、お会いできないでいるみなさま、このブログを読んでいただいているみなさま、変わらずお元気でいらっしゃることと思います。きょうはこの場をお借りして、ご無沙汰のご挨拶と新型コロナ関連の市議会及びわたくしの近々の活動の様子を報告させていただきます。

 

これを書いているのが4月28日のことですので、発行までのタイムラグはお許しください。みなさま本当にご心配のことと思いますし、特に高齢者の方は命に関わることですので不安も大きいでしょう。私も身近なところで感染された方がでるなどして全く他人事ではない切迫感を感じたところです。ちょうど本日「おたる潮まつり」の開催中止のお知らせが事務局から届きました。市民が楽しみにしているイベントの中止は心が沈みますし、経済界への今まで以上の悪影響も予想されます。

そのような中、新型コロナウィルス感染症対策については、国の対応にも様々な不満や不信はあるものの、私たちの立憲民主党小樽・市議会会派としては、まずは小樽市民の安全安心の観点から市ができることについていち早く対応するように求めているところです。先の小樽市議会第1回定例会では、私や立憲市民連合会派からいち早い学校でのマスク不足への手配等や保健所でのPCR検査体制の確立について要望しました。


また、427日には立憲民主党小樽支部として迫市長、林教育長に要請行動を行いました。川澄代表はこの間、市内企業や事業所を回り聞き取りをしてきたことをまとめて報告しています。なお、川澄宗之介代表ほか2名に絞った関係上、私は同席しませんでしたが、以下のような要請文の中に考えを反映してもらっています。


     川澄代表より迫市長に要請文を手渡しました。


1.        市民生活について    

広報誌 および各種メディア等を最大限活用し、コロナウィルスに対する正確な情報提供に努めること

2.         教育•子育てについて

市内各学校においてマスク及び消毒用アルコールの在庫状況を確認し、必要数の確保に努めること

生活面や保育面など子育てに関わる全般的な相談 窓口の開設や支援に関する制度を検討すること

3.         事業者への対応について

•家賃補助を含め、引き続き観光関連事業者および飲食店経営者等、市内事業者の実態把握 に努めることや対象施設の拡充を含め必要な追加支援策について検討するこ と

4.         その他

•コロナ対策への財源確保の為、現在予算計上されている事業を精査すること。また国や北海道、関係省庁へ支援について強く求めていくこと

効果的な政策に取り組むため、関係する方々からのヒアリングの仕組みを確立し、実態把握や情報収集を徹底すること

 (要請文より抜粋)


  迫市長、林教育長からは「思いは私たちも同じ。出口の見えない中での長期戦だが、油断や中途半端はできない。限られた市の財源だが、予算を精査して組み換えも視野に対策に優先順位を考えて使っていく。

命に直接かかわる病院関係では市立病院において感染患者対応の病床増予定。(現在16床、21床まで増床予定)医療従事者の過酷な状況把握(防護服やマスクの不足など)についてなんとかしなければ、非常事態との認識で対応していく。

また、経済対策については飲食店の家賃補助が当面だが、国の臨時対策交付金等を活用し、対象業種を広め、第23弾の対策を打っていく。

教育子育て関係で教育長からは、学校で必要しているマスクや消毒液、検温計の現状について、保護者他の協力をいただいているが、学校再開後については厳しい状況。教職員の対応についてお答えいただきました。

他の対策についてもスピード感だけでなくだけでなく、各現場のニーズ把握のためヒアリングを大事にしていきたい。等々の意見交換をしました。


今後も先の見えない中、さまざまな対応を粘り強く続けていく努力、忍耐が必要となるでしょうが、日常の中でできること、やるべきことをこつこつとやっていくことが大事なのでしょう。

子供も大人も家に居続けることでストレスがたまり、家庭でのDVも増えているそうです。こういう時こそ、経験豊かなベテランのみなさんからのアドバイスや知恵が生きてくると思います。厳しい状況の中ですが、ぜひ何らかの形でお力をお貸しいただければとお願いします。

では、みなさまのご健康を祈りつつ、市議会議員佐々木つかさの活動報告とお願いとさせていただきます。