朝里のまちづくりの会 都市景観賞受賞 ― 2019/12/27 21:31
この度、「第23回小樽市都市景観賞」を私も所属する小樽・朝里のまちづくりの会が受賞しました。12月26日(木)14:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で表彰式が行われ、永井会長以下5人で表彰状と記念の盾を迫市長からいただいてきました。


「小樽市都市景観賞」についてですが、「小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。」と市HPで説明されています。(過去の受賞一覧はこちら)
小樽を代表する建築やイベントが目白押しの中に加われたことを嬉しく思いますし、これまでの会の活動を市内外に知っていただく良い機会になったと思います。

詳しくは地元小樽市立朝里中学校の森万喜子校長が賞にご推薦していただいたときの推薦文がありますので、以下、ご覧ください。
「小樽・朝里のまちづくりの会」〜朝里の四季を彩る諸活動〜を
第23回小樽市都市景観賞に推薦いたします。
以下、会よりお聞きした内容です。
〈会の沿革〉
「小樽・朝里のまちづくりの会」は今年5月に創立20周年を迎えました。
1999年の設立当初より会則等に縛られない自由さを信条とした市民運動グループとしてスタート。設立当時から継続しているのが、 道道一号線植樹桝の花植え活動。
2002年からスタートした 朝里川遊歩道桜並木づくり事業。
その後、地域の皆さんと一緒に、 花火大会、親子マラソン、雪まつりなど様々な活動を、朝里川遊歩道と道道1号線沿いを中心にした景観作りと各種イベントを季節ごとに行っています。
会の特色として、部制を敷いている。歴史調査をする「朝里遺産部会」道道1号線花植活動をする「花部会」各種イベントを企画運営する「イベント部会」等 会員は自由に部を選んでその活動に参加している。現在会員数およそ100名
〈景観作りに関わる主な会の活動〉
1年間の活動を四季ごとに並べると
春 朝里川遊歩道の桜並木と桜あじさい見本園の整備
朝里川遊歩道は、 20年前は雑木が生い茂り、 崖下にはゴミが散乱するような 殺風景な「けもの道」でした。行政と連携のもと開発し、桜とアジサイの植樹をすすめました。現在、 370本の桜、1000株のあじさいが朝里川遊歩道沿いに美しい景観を作りだし、月に2度の草刈り、剪定と冬囲いなど 地味で大変な作業だが こつこつと続けている。
植樹、管理には朝里小・中学校のみなさんや松前公園桜守の浅利政俊さんも参加
道道1号線 植樹マスへの花植え
設立当時から継続している道道一号線植樹桝の花植え活動。朝里十字街から湯ノ花までの両側の100カ所の植樹枡に約6000株の花苗を会員、地域スポーツ少年団、事業所職員のみなさん延べ200人以上が毎回参加

道道1号線を彩る植樹マスの花々
夏 朝里川リバーサイドフェスティバル
今や東小樽地域の夏の風物詩になっている会の一大イベント。2000年から始まる花火大会は1日目700発、2日目1500発の花火が間近に上がる迫力満点の催し。何よりもこのイベントでの各種飲食物物販の利益が会の活動資金となっており、自主的活動を支えている。
東小樽地区の風物詩となった朝里川公園での花火大会。会場を彩る行灯は明峰高校の各クラスが学校祭で制作したもの
秋 親子マラソン大会
それまでの「ゆらぎマラソン大会」終了した2014年からのイベント。できるだけ地域住民や子どもたちに喜ばれる地域イベントをコンセプトに新たに開始。「親子が手をつないでゴール」というルールが様々なドラマを生んでいます。

朝里川公園と遊歩道を会場に小学生から一般までが参加。中でも親子マラソンの部は親子が手をつないでのゴールが条件!
冬 朝里十字街雪まつり
会が寒い冬に負けない元気な子どもたちのために企画したイベント「朝里十字街雪まつり」
これまでに9回実施。現在、地区の各町内会、団体で実行委員会を組織して開催している。雪あかりの路に連動して雪のオブジェ作りをしているが、あくまでも「子どもたちのために」が合い言葉。地元朝里小中学校との連携も楽しみの一つ。
毎年2日間、地域の子どもたちのため、雪中宝探し、玉入れ、クイズ大会などが開かれます。
冬期間の桜並木管理
放っておくと排雪によって倒れたり、鹿やネズミに樹皮を食べられる被害がおきる。せっかく育った桜を保護するために冬期間も一本ずつ保護する作業や点検活動を行っている。
〈活動の意義〉
・小樽・朝里のまちづくりの会の20年間の活動を通し、この地域に住む人たちが自分のまちは自然豊かで楽しいイベントもあり、子どもたちの元気な声が聞こえる住みよいまちだという希望と誇りを持って生活できているとすればその役に少しは立っているのではないだろうか。
・自然がただ美しいだけでは景観とは言わない。優れた景観を創り出すためには、そこに居住する人々の努力の積み重ねが不可欠、住民の主体的なとりくみとそれを支える行政の連携が重要と考える。
その意味で朝里川中下流域や道道1号線を中心に「小樽・朝里のまちづくりの会」が積み重ねてきた諸活動は「景観まちづくり」としてのまさにその先駆け的な活動、モデルケースといっていいのではないか。
・会だけが独自に進めてきた活動ではない。紆余曲折はありながらも、地域町内会、高齢者団体、各事業所や小中学校、高校等との協力連携が活動の推進力となり、また次世代への継承となっている点は大きな意義がある。
最後に
〈推薦理由〉
朝里中学校の校区でもある、朝里、新光、新光町、朝里川温泉には、小樽市の人口の約1割の人々が暮らしています。今後、少子高齢化は小樽市に限らず多くの自治体が抱える問題ですが、当会は地域コミュニティの人々が知恵を出し合い、自主的、共働的な活動を通し、住民が誇りをもって暮らせるまちづくりを目指しています。この地域の景観には、人の想い、人情、ぬくもりが感じられます。朝里地区は今後も、若い世代、中高校生や大学生の参画をすすめ、将来を担う世代へとバトンをつないでいくことをめざしていきますが、これまでも当会がその先頭に立ってすすめてくれており、今後も一層の活動を期待しているところです。
文章中にもありますが、会は今年創立20周年を迎えました。都市景観賞受賞はそれに花を添える喜ばしい出来ごとでした。また、この賞にふさわしい活動を今後も続けていけるようにがんばらねばと気を引き締めました。
これで今年の本ブログ更新は最後になります。
みなさん、良いお年をお迎えください。
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