第3回定例市議会報告③ ― 2015/09/27 11:49
続いて、参与と副市長人事についてです。
まずは参与について、
森井市長は、6月10日に、指揮・命令の権限のない市長のアドバイザーとして、小樽市では初の参与を任用しました。非常勤の嘱託員として採用し、報酬は月額30万円。
さらに10月1日からは「小樽市参与設置規則」を制定し、勤務時間に定めのない勤務形態として、報酬月額27万7000円と提案しています。
市長はこの参与について「公約実現に向けて、除排雪予算への具体的取り組みを含めて形になりつつあるのはアドバイスのお陰で、今後も具体化するために必要な人材」とのことですが、そもそも、しがらみの無い市政を強く求めていた市長が、自らの後援会幹部を起用するという矛盾の人事となっていることは問題です。
さらに6月の任用に関する決裁の過程についても不適切な点も多く、任用そのものが成立したとは認められません。
参与の報酬についてはどう見ても最初に額ありきで、後から理由付けしているとしか理解できず、任命権者の恣意的な決定にあたる疑いを捨てることができません。
また、参与の職務についても、建設部長始め有能な現有職員で十分に足りる内容ですし、委員会質疑の中で明らかになったように、入札条件変更などの重要な局面で関与していないなど、機能しているとはいえないことが明らかになりました。よって、私たち市議会民主党としてはこれまでの報酬、これからの分、共に認められないと判断しました。
続いて副市長についてです。
今年5月から空席になっていた副市長の選任について提案がありました。私の代表質問ではまず、副市長職に中村浩氏を充てた理由について説明を求めました。森井市長から『行政経験が豊富で、公約実現に力を注いでくれる。」とのことでした。
しかし、中村氏については、2011年のいわゆるパーティ券問題で公民権停止を受けています。氏はすでに処分を受け、公民権も回復しているとはいえ、市長は常々、また、前回議会でもこの問題を含む市役所の体質を「内部の恥部」と批判し続けていました。
その市長が中村氏起用に当たって、これまでの批判姿勢とどう整合性をつけるのかを続けてお聞きしましたが、納得のできる,矛盾を解消できる回答はありませんでした。
私たち民主党は結果、中村氏個人に反対なのではなく、市長の政治姿勢のブレとその結果である人選に不同意の決断をしました。
私たちとしても副市長については1日も早く選任し、現在のような緊張状態の続く議会、市長間の調整役に期待したいところですが、人選については誰でも良いという訳には当然いきません。こうなると引き受ける方も覚悟がいることになりますが、市長にはまず現在の自分の非についても認めないというようなかたくなな態度を改め、調整の余地を残す度量の大きさを示すことが副市長選任の第一歩だと考えます。その上で是非、議会や市民が納得のできる人選をすすめるよう、強く望んでいます。
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