岡田民進党代表来樽2016/06/05 20:12

  5日夕方、民進党代表岡田克也衆議院議員が小樽に来て街頭演説を行いました。
天気は良かったのですが、気温は上がらず風が冷たい日でしたので、代表も開口一番『さすが北海道寒いですね。その中お集まりいただきありがとうございます。」から始まりました。しかしお話は熱かったですよ。安倍首相の消費増税延期の判断とその理由について。アベノミクスの実質的失敗。私たち一市民にまではその恩恵はいくら待ってもしたたり落ちては来ないこと。よって70%以上の国民が経済回復の実感がないこと。民進党がめざすのは富の適正な分配であることなどを主張していました。

    運河プラザ前に100人ほどの皆さんが集まってくださいました。

 その上で今度の参院選について、「私たちは3回も同じように騙されてはいけない。今まで2度の国政選挙では経済回復だ。この道しかない。といわれて安倍自民党を支持した結果、特定秘密法、集団的自衛権行使容認と進んでいる。今回も経済問題、消費増税延期延期についての是非を問うといいつつ、実は一番狙っているのは憲法9条改正だ。是非きちんとそこを判断してもらいたい。」とのことです。
 記憶で綴っていますので、細かい部分は違っていたらごめんなさい。しかし、おっしゃっていることは納得のできることでした。
 岡田代表の前には民進党北海道4区代表の本多平直氏、前4区代表のはちろ吉雄氏の演説がありました。はちろ氏は2ヶ月前より北海道をくまなく回られているそうです。
 参院選は7月10日。安倍自民党政権の暴走にストップをかけるきっかけにしていきたいと思います。お力添えをお願いします。
 
 さて、私は現在7日から始まる第2回定例会の代表質問の準備中です。近く質問概要を載せたいと思っています。よろしくお願いいたします。

2定 代表質問2016/06/11 21:25

代表質問に立ちます。

この2016年第2回定例会代表質問2日目の14日火曜日に民主党を代表して質問を行います。興味ある方はこれを機会に一度小樽市議会の傍聴にいらしてみてください。また、ユーチューブでも生中継をしています。

http://otaru-shigikai.ddo.jp

 

私の今回の主な質問項目は次の通りです。

1. 森井市政の1年間を振り返って

・市長就任1年を経過して、公約の達成度は

  職員のマネジメントと市役所人事について

  空席のままの総務部長人事について

  議会との関係について、今後どのようにされていくのか

  港湾整備等の考え方について

  泊原発再稼働について

  昨年度の除排雪について検証と今年度の計画


2.銭函地区の海水浴場について   

   ・おたるドリームビーチ海水浴場ルールについて

  サンセットビーチ他近隣私設ビーチについて

  市長が示した銭函海岸の今後のビジョンについて

             違法建築の海の家撤去前

             撤去後のドリームビーチ 


3.小樽公園の桜について

 年々花の数もまばらになり、木の幹や枝も傷んでいくのが痛ましい


  市の小樽公園の桜の現状についての認識は

    ・  長期的ビジョンに立った維持管理をしていくことについて
      ・ 市民的議論や参加のシステムが費用ではないか
 

4.生活困窮者自立支援事業について

   ・「たるさぽ」ここまでの活動

  就労準備支援事業について

  学習支援事業について

  今後や課題について


5.教職員の超勤・多忙化解消について

   ・市内教職員の多忙解消に実効性ある対策を

  道教委「教育職員の時間外勤務等の縮減のための実践事例集」について

  部活動について



代表質問を終えて2016/06/18 12:17

   6月14日に、小樽市議会2016年第2回定例会での代表質問を行いました。詳しくは動画でご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=j8LCVGVNfUk


 それにしても森井市長の頑なな姿勢が、彼が望む本来の政策議論に入るのを阻害しているということに気づいているのでしょうか。空席の続く総務部長人事についても自らの人事の失敗をまずは率直に認め、そこから職員の皆さんと一から共に組み立て直す、そんな姿勢を示すことが「よし、市長が今までの市政を改め、そういう気になったのなら引き受けてみよう。」という職員も出てくるのではないでしょうか。私はおこがましいですが、アドバイスのつもりでご提案したつもりでしたが、残念なことに森井市長からは「人事と総務部長空席に相関関係はない。」と切り捨てられました。


 森井市長は自らの失敗やミスを認めること、それについて謝罪することを極度に嫌がります。いったん認めると議会にそこをどんどん追求される事を恐れておられるのでしょう。 

 しかし、ご本人も以前、答弁の中で「人間は誰でもミスはある。これからもミスはあるかもしれない。」と認めているのですから、率直に早いうちに、気づいたときに事実を認め、改善修復に動くことが、結果としてより良い方向に向かうのではないでしょうか。

 ミスを取り繕うために結果的に、物事がこじれまくってから何とかしようとしても、解決が非常に難しくなっていたり、手遅れになってしまいます。桝添元東京都知事の例を見てもよくわかります。

 おっと、これは森井市長にだけあてはまるのではありませんね。まずは自分に良く言いきかせたいと思います。 


        厳しいお話の箸休め代わりに近所のお宅の花photoをどうぞ


 全く同じ事(森井市長のかたくなさ)が原因で今、議会が3日間空転しています。もう毎回のように小樽市議会は空転が続き、内外から心配どころか、呆れられているのではないかと思います。

 今回は市長が公用車を私的用事に使っていたのではないかという新風小樽の安斉議員からの疑問に市長が「すべて公務」と答弁しましたが、結果的に「私用の部分もあった」事が判りました。議会としては、当然、答弁の訂正と調整に時間を要した事への謝罪を求めたましたが、市長は不正確な内容と例によって謝罪のない回答を示したため、議会としては納得ができないという状態が続いていました。

 何とか来週早々には再開の見通しが立った状況で今週最後の記事運営委員会は終えていますので、動き始めると思いますが、森井市長の率直に対応する姿勢がなければ、またまたストップしてしまうことは容易に想像できます。

 正常な議会運営の中で、市民のための政策論議を進める場の復活を市長にも私たち議会側にも働きかけていきます。



   

朝里町会大運動会開催2016/06/19 22:31

 今年も恒例の朝里町会大運動会が好天の中、開催されました。一昨日までの雨でじゅらく台公園の状況も心配されましたが、ホコリの立たない絶好のコンディションでした。
 お隣の新光西町会も運動会、おまけに運河マラソンも重なり、例年に比べて参加者が若干少ないようでしたが、家族みんなで参加された方。小学生、近所の高齢者の施設の皆さんがたが楽しく過ごしていただけたのではないでしょうか。
     玉入れは30個を超えずに近い方の勝ちです。

 競技の一番目、ラジオ体操ではいきなり前に出て模範をやるように指名され焦りましたが、前にいた小学生たちがちゃんと覚えていてくれたので、そのまねをしてしのぎました。小学生の皆さんありがとう!

        全員参加のじゃんけん大会 盛り上がります。
 その後、玉入れや瓶つり競争、せんべい食い競争、綱引きなどをおこないました。中でも大人の部のカード合わせ競争では転倒者も出るほどの熱戦でした。
     せんべい食い競争。口でくわえて外すのが難しい

 町民の皆さん、用事から高齢者、車いすの皆さんまで幅広く集って楽しく一日を過ごす機会を持てるというのは本当に貴重だと思います。これからも役員の皆さんの準備等に支えながら続けて行ければと感じました。

 子どもたちの綱引き。学校と違うのは小中全学年合同のチームのところ

 後始末を終えてからの役員のご苦労さん会で、いつもいただく女性部の皆さんが用意してくれる豚汁が本当においしく、今年もおかわりしてしまいました。役員の皆さん大変ご苦労さまでした。

小樽市議会 未だ開けず2016/06/20 21:41

議会 未だ開けず

 何と、今週に入っても議会を再開することができないまま、今日月曜日も過ぎてしまいました。議会が止まった理由は前々回の本ブログで説明しましたが、採録すれば以下の通りです。

 

『今回は市長が公用車を知人の法事に行くという私的用事に使っていたのではないかという新風小樽の安斉議員からの疑問に、市長が「すべて公務」と答弁しましたが、結果的に「私用の部分もあった」事が判りました。議会としては、当然、答弁の訂正を求め、さらに調整に時間を要した事への謝罪を求めたました。しかし、市長は不正確な内容と、例によって謝罪のない回答を示したため、議会としては納得ができないという状態が続いていました。』

 

 この状況の中、私も民主党を代表して参加する議会運営委員会では、市長が改めて示した修正内容「私用による立ち寄りは、法要へのお参りに際し、公務から公務への移動中に立ち寄らざるを得なかったもの」という表現については、この主張が正当かどうかはともかく、「すべてが公務だった」という事実と違う答弁を事実にあった表現に訂正したという意味で、了解しました。

 その上で議会運営委員会の中で意見が分かれたのは、

 この度の議会ストップは市長の事実誤認に原因があったのだから、絶対に謝罪すべきで、それがなければ再開はできない。市民にも私的利用はないと虚偽の答弁をしたのだから謝るべき。という市長の謝罪前提論。

 一方では、市長に謝る気がないのに無理に謝らせることはできないので、できれば謝ることを望むが、議会再開の絶対条件ではない。議長が議会を止めたとき望んだのは市長の答弁が前後で整合性がとれるようにすること。それが整ったのだから再開すべきではないか。(これは私たちの主張)という再開優先論。に分かれて、結論が出ませんでした。


      気分転換に朝里海岸から高島岬の景色です。

 

 今朝からそれについて何度か議運、理事会で協議しました。また市長側にも再考を求めましたが、市長からは謝罪はしないという最後通告も受けました。市長の、議会を動かさないのは議会の勝手、という責任なすりつけ、当事者意識のなさに腹が立つのは他の会派の議員の皆さんと同じ思いです。

 しかし、このまま、市長が謝らなければ絶対に議会を動かさない、という姿勢もたくさんの思いを市民から付託されている議会としては責任を果たしているとはいえないのでは、と考えます。

 

 いずれにせよ、現在、小樽市議会は、私が代表質問で述べた議会議論のための前提条件である市長と議会の信頼関係が崩れている残念な現状にあります。何とかお互いに信頼回復に努めることが必要ですが、市民生活に欠かせない様々な議案が待ったなしに積み上げられたままです。これを何とかしなければという想いで明日以降も、打開策を探っていこうと思います。