活動報告33号発行2018/11/12 21:51

 佐々木つかさ 活動報告 33号を発行しました。どうかご覧ください。
今号は迫俊哉新市長誕生と市長として最初の議会対応についてを中心にまとめてみました。




まちづくりセミナー in 朝里 開催2018/11/08 22:56

 11月8日、私も所属する「朝里にまちづくりセンターを創る会」が主催して「まちづくりセミナーin朝里2018」を開催しました。

 本会は朝里十字街の市有地に朝里新光や東小樽在住市民が自由に集えるまちづくりの拠点となる施設建設をめざして活動しています。会の活動の一環として、毎年有識者やまちづくり活動の先駆者を講師に迎えて市民のみなさんと一緒にお話を聞く勉強会を行っています。 

 今年度は建築史の専門家で、小樽の歴史的建造物群の歴史遺産的価値に最初に注目し、保存

維持にご尽力されてきた駒木定正 先生に講師をお願いしました。

       〜駒木先生の話に思わず引き込まれていきます。〜


 駒木先生は長く北海道職業能力開発大学校に勤務。現在は同校特別顧問となられています。

北海道文化財保護審議会委員、小樽市文化財審議会会長、小樽市景観審議会会長を歴任。小樽市都市景観賞、住総研研究選奨を受賞されている、文字通りその道の大家です。

 朝里新光地区や望洋台など近郊からお越しのみなさん、市議会議員や市役所の職員のかた、駒木先生のご友人、ファンのみなさんなど定員50人を超える大盛況となりました。

 

 演題は「歴史的な建物と街並みを考える」として、「みなさんで豊かな歴史文化とまちづくりの関わりについて一緒に考えましょう。」という主旨でのお話でした。

 お話の概要を私なりに整理してみると、

  自己紹介とともに小樽のまちなみの歴史、運河保存運動と歴史的建物の関わりについて

〜運河保存運動のお話には主催メンバーの若かりし姿も登場!〜


  代表的な歴史的な建物とその調査研究でわかったこと

  歴史的建物の現状と課題

  これから何をしていかなければならないのか。私たち市民にできること

などでした。

 明治大正期の日本の発展を支えた北の港湾都市小樽にはそれらを担った旧手宮線、北のウォール街の歴史的建造物群、小樽運河などの文化遺産が今なお現存し、高い人気を誇っています。ご紹介いただいた旧函館第百十三国立銀行小樽支店(現海鳴楼)、日本銀行旧小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店(現似鳥美術館)、旧小樽地方貯金局(現市立小樽美術館、文学館)などの建築上の特質やその価値について改めて知ることができました。


    〜日本銀行旧小樽支店は現在市の指定文化財〜


〜旧函館百十三国立銀行小樽支店(現海鳴楼)についての新事実発見のお話は聞いていてドキュメンタリーばりのどきどき感がありました。〜

 

 市立小樽美術館、文学館などは何の変哲もない、ただの古い四角い建物かと思いがちですが、四角い建物の日本での発祥モデルで貴重だということです。

 また、課題としてこれらの建築物はすでに建設材料である石、レンガ、鉄、コンクリートが耐用年数に近づき、あるいはとうに過ぎ、一方でその修理法が確立されていないということです。古い建物だから価値があるのですが、言われてみると耐用年数についてのご指摘は当然なのですが、私たちは見て見ない振りをしてきたのか、気づかなかったのか、改めて目を覚まされるご指摘でした。

 「消滅寸前の建物を救うために」「旧銀行街の景色を失うことは小樽を失うこと」という先生の言葉に市民として、また議員としてできること、今しなければ手遅れになることについて考えさせられました。

 

 

これまでの歴史や主な建物の専門的な紹介はもちろん、大変お忙しい中にも関わらず、

最新の知見を随所にご紹介くださり、このセミナーのためにたくさんの準備を

していただいたことに感激しました。

 

 セミナー後に開かれた懇親会でのお話を聞いていた方からの感想では、改めてあの普段何気なく見過ごしている旧銀行街地区の建物の価値について、「小樽市・市民のアイデンティティー。失えば小樽が小樽でなくなる」という先生の言葉の重さを感じた。

 また、先生のお話の中で時々こぼれるユーモアや小樽の建築物や小樽市への愛着に

暖かさを感じて、勉強になったのはもちろん楽しい時間があっという間だった、と伺いました。 

 

 〜小樽市指定文化財の旧三井銀行小樽支店も国指定のレベル〜


 駒木先生から個人的に先生からご教授いただいたお話やご講演から次回の議会などで、以下のような点について市長始め職員のみなさんとも議論を深めて行ければと考えています。

ほとんどの歴史的建築物が耐用年数を大きく超えている現状。消滅寸前という認識を共通理解とし、改修、保存、活用について考え対策を立てていくこと。

  歴史的建築物工事について、修理のために様々な検討を行う専門家を含めた委員会等の設置が必要では。

  建物の改修で市独自できることは限界がある。国の指定を受けることを考えるべき。

  建物については旧日銀小樽支店、旧三井銀行小樽支店

 そのための市民活動との連携

     文化庁重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)や国交省

 歴史まちづくり法などのエリア指定をめざすこと。

などです。

これらはハード面ですが、ソフト面でもできることがあると思います。

 
 

迫俊哉市長初の小樽市議会 予定通り閉会2018/10/27 20:48

一般会計決算は3年連続不認定

 第3回小樽市議会定例会が、10月16日予定通り閉会したことが新聞で取り上げられるほど、これまでの森井秀明前市長時代の3年半が混乱した状況にあったということでしょう。


        稲穂小お隣の石蔵と紅葉。


 議会議論の概要は前回お伝えしたとおりですが、主に森井前市長の市政検証と迫新市長の政治姿勢と今後の方針、胆振東部地震とその後の全市大停電の対応と検証、差し迫った今冬の除排雪施策について、問われました。
 結果、森井市政下で、やはり多くの混乱や不適切な判断があったことが明らかとなりました。また、それらを是正し、小樽のまちづくりを前進させるために迫市長が今後どんな対応をしていくのか現段階では具体的ではないにしろ、その決意は示されていたと思います。


 この季節紅葉がきれいですが、名残のアジサイの花も趣があります。


 引き続き決算特別委員会が10月22日から3日間開かれ、2017年度小樽市のお金がどのようなに使われたのか、それが適正だったのかなどについて論議されました。結果、昨年度の一般会計についてはこれまでの2年間と同様に全会派一致して「不認定」との判断を下しました。


 3年半にわたる森井市政への市長選で示された「民意」の判断に続く、議会としての評価の集大成ということになります。
 若きリーダーとして多くの市民が期待した森井氏。残念ながら彼の掲げた「改革」とは名ばかりの独りよがりの小樽市政ミスリードは結果として、本市にとって本当に大事な時期の「迷走」になってしまったことが大変残念です。しかし、森井市政の責任追及等は残るもののいつまでも後ろ向きな議論をしているわけにはいきません。これまでの挽回のためにも前を向いて議論を進めるべきと考えます。

  今後、「小樽再起動」を標榜する迫新市長に市政を建て直していってもらう事を強く期待しますし、そのために支えるべきこと、正すべき事を議会の場からしっかりと働きかけていきます。

 

  なお、私たち立憲・市民連合の決算特別委員会での不認定討論を林下代表がしていますので、概要(一部要約)を以下に載せておきます。参考までにご覧ください。

 

平成29年度小樽市一般会計歳入歳出決算について、不認定の立場から討論します。
  一番の問題は「ふれあいパス事業」4月から9月までの支出である。議会での指摘でこの支出は契約規則に抵触する違法なものである事が明らかになった。前市長はこれに対して改善を約束したにも関わらず、なんら対策をとっていない。
  次に市長給与について。前市長は自らの失政の責任を取るとして自身の減給条例を議会に提出したが、議会は責任の重さに不相当として否決した。それに対し前市長は是正することなく、同じ内容の条例案をその後の議会でも提出し続けた。

これは否決される事を前提にし、減給されたくない本音を隠し、規定通りの給与を受け続ける意図としか思えない。このようなことには、議会として決算の不認定をもって、市長の給与を規定どおり支払ったことは、政治的、道義的に許されないという意思の表明を明確に行っておきたい。

 決算については、議会での予算案認定の議決は白紙委任ではない。執行権は市長にあるのだから、執行に必要な予算額を決定したのにすぎない。この度の平成29年度小樽市一般会計歳入歳出決算については、以上の理由から適正な執行とは考えられないので、不認定とする。

 



迫新市長就任後初の市議会2018/10/04 13:42

3回小樽市議会定例会開会

迫俊哉新市長議会デビュー戦となる第3回小樽市議会定例会は926日に開会しました。続いて1012日は代表質問、3日は一般質問。迫市長の市長としての初答弁に注目が集まりました。

  内容と関係ないですが、そろそろ秋の気配が

       漂う今日この頃です。

 総じて安定したソツのない答弁であったと思います。例えば、再質問における部長答弁の不明確な点を市長がわかりやすく補足したり、前市長の過失に対して市として謝罪の意を表すなど、議会に対しても市民に対しても誠実で真摯な姿勢が鮮明でした。

 特に印象的だったのは、「小樽市手話言語条例」についての質問に対し、関係者の方でしょうか傍聴に多数見えられており、手話通訳を行っているのに合わせてゆっくりと間をとって答弁されていたことです。きっと臨機応変にそうされたのでしょうが「市民に寄り添う」という選挙公約を図らずも体現する対応で感心しました。(もっともかんじんの質問者が時間を気にしてか早口で通訳が追いついたのか心配でしたが)

 

具体的な議論は当然、迫新市長の公約に関わるものがメインですが、特徴的な内容をまとめてみますと、

・森井前市長の市政執行について、新市長の見解を求めるもの。また、今後それらをどうしていくのか。特に

・除排雪についての変更点

 ①排雪量を34万㎥から50万㎥へ増量

 ②除雪出動基準を10㎝から15㎝にもどす

 ③バス路線や通学路を優先して排雪

 ④除雪対策本部の早期立ち上げ など

・高島漁港区観光事業者への違法な許可の後始末

・市民プールと総合体育館複合施設の花園グランドで   の建設計画は再検討とすること

・胆振東部地震とその後の大規模停電についてその対応と今後について

・小樽海技学校の存続要望について

・日本遺産に北前船で追加認定されたことと今後の施策について

   都通りのイベントアートストリートに登場した

     バルーンアートの北前船です。

などです。

  特に印象的だったのは「昨年度排雪が遅れた理由は」との質問に「(事業者ではなく、)市側の決定に時間がかかったこと、雪を運ぶルートの排雪を後回しにしていたこと」という答弁がされたことです。前市長は決して認めなかった事実です。どこの排雪をやるのか市が決定する際、前市長の横やりが入って遅れたであろうことが容易に推察される呆れた内容が明らかになった好例です。

 

 さて、一方、議員として市政「チェックの目」で迫新体制を視ると

・新市長に代わったばかりということで「今後、検証と検討します」が多く、具体的内容が先送りされていること。

・さすが元総務部長、答弁内容がいわゆるお役人言葉で盛られ、あまり実のないものをあるように見せる技(?)が散見される。(ちょっと言い過ぎか)

などと感じました。

 

迫新体制「これは手ごわいぞ」という印象です。市長選挙で応援した、しないに関わらず、迫新市長のもと、実のある答弁を引き出すために、今後もしっかりとした事前準備のもと質問を作っていく事がさらに必要になると改めて気を引き締めてこれからの議会に臨もうと思いました。

 

 今日は、現在予算特別委員会開催中です。この後9日まで、予算特別委が続き、10日各常任委員会、11日学校適正配置等特別委員会、16日本会議閉会の予定です。

 




はざま新市長誕生!2018/08/27 15:57

迫俊哉(はざまとしや)新市長誕生!

 昨日8月26日の選挙により、小樽市に新市長が選出されました。私たち立憲民主党小樽も応援していた迫市長の誕生です。

 19日旧手宮線での第1声。 本多衆議、徳永参議も応援に


 選挙戦最終日。長崎屋前に多くの支持者が集まりました。


 森井前市長が、「正しいのは議会か、市長である私か」市民に問うとして自身が辞職をしてまで臨んだ無理矢理出直し選挙で墓穴を掘った形になりました。結局、森井氏の意図とは違い、議会が正しかったのかどうかではなく、3年半の森井市政にNOを突きつけるという選択を市民がしたことになりました。(鳴海氏、秋野氏への、およそ10000万票の中にも森井市政への批判票が多くあると考えます。)

 

当確後の勝利集会。支えてきたご家族、工藤後援会長ご苦労様でした!


 迫新市長には大きな期待があるのはもちろんですが、この選挙で明確になった様々な小樽市の課題、人口減少・財政危機・公共インフラの老朽化等々にいかに対応していくのかが問われることになります。しっかりと行政手腕を発揮していただきたいと思います。

 私たち市議会立憲・市民連合はこれまで再三述べてきたように2元代表制の下で市政をチェックしていくことに何ら違いはありません。それは市長が誰であれ同じ姿勢で臨むということです。選挙の時に応援していても、市政運営上、何かあれば当然指摘していくことになります。市民のみなさんからご心配いただいたような「市政のなれ合い、緩み」を生まないよう緊張感を持って議会の役割を果たすことを忘れません。

 

27日初登庁後、市職員への就任挨拶。緊張感の中にも仲間の所に戻ってきた、これから一緒に立て直そうという思いが伝わりました。


 とは言いつつ、正直これであのむちゃくちゃな答弁による議会ストップ等の心配が消え、運営が正常化されるだろうという希望的観測を持てる、これからはまっとうな政策議論に集中することが出来るということは少しホッとする気分です。