代表質問を終えて2016/06/18 12:17

   6月14日に、小樽市議会2016年第2回定例会での代表質問を行いました。詳しくは動画でご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=j8LCVGVNfUk


 それにしても森井市長の頑なな姿勢が、彼が望む本来の政策議論に入るのを阻害しているということに気づいているのでしょうか。空席の続く総務部長人事についても自らの人事の失敗をまずは率直に認め、そこから職員の皆さんと一から共に組み立て直す、そんな姿勢を示すことが「よし、市長が今までの市政を改め、そういう気になったのなら引き受けてみよう。」という職員も出てくるのではないでしょうか。私はおこがましいですが、アドバイスのつもりでご提案したつもりでしたが、残念なことに森井市長からは「人事と総務部長空席に相関関係はない。」と切り捨てられました。


 森井市長は自らの失敗やミスを認めること、それについて謝罪することを極度に嫌がります。いったん認めると議会にそこをどんどん追求される事を恐れておられるのでしょう。 

 しかし、ご本人も以前、答弁の中で「人間は誰でもミスはある。これからもミスはあるかもしれない。」と認めているのですから、率直に早いうちに、気づいたときに事実を認め、改善修復に動くことが、結果としてより良い方向に向かうのではないでしょうか。

 ミスを取り繕うために結果的に、物事がこじれまくってから何とかしようとしても、解決が非常に難しくなっていたり、手遅れになってしまいます。桝添元東京都知事の例を見てもよくわかります。

 おっと、これは森井市長にだけあてはまるのではありませんね。まずは自分に良く言いきかせたいと思います。 


        厳しいお話の箸休め代わりに近所のお宅の花photoをどうぞ


 全く同じ事(森井市長のかたくなさ)が原因で今、議会が3日間空転しています。もう毎回のように小樽市議会は空転が続き、内外から心配どころか、呆れられているのではないかと思います。

 今回は市長が公用車を私的用事に使っていたのではないかという新風小樽の安斉議員からの疑問に市長が「すべて公務」と答弁しましたが、結果的に「私用の部分もあった」事が判りました。議会としては、当然、答弁の訂正と調整に時間を要した事への謝罪を求めたましたが、市長は不正確な内容と例によって謝罪のない回答を示したため、議会としては納得ができないという状態が続いていました。

 何とか来週早々には再開の見通しが立った状況で今週最後の記事運営委員会は終えていますので、動き始めると思いますが、森井市長の率直に対応する姿勢がなければ、またまたストップしてしまうことは容易に想像できます。

 正常な議会運営の中で、市民のための政策論議を進める場の復活を市長にも私たち議会側にも働きかけていきます。