第1回定例会始まる 一般質問概要 ― 2016/02/26 17:25
市議会第1回定例会が24日開会しました。代表質問が2月29日、3月1日。一般質問が2日にあります。以後、予定では(これが最近あてになりませんが)16日まで、予算特別委員会、各常任委員会、学校適正配置等調査特別委員会、そして本会議と続いていきます。私は今回、一般質問に立ちます。2日第1番目の登場となりますので、議会での傍聴やネット中継等でご覧いただければと思います。(市のHP(http://www.ustream.tv/channel/otarushigikai(外部サイト))
一般質問の内容については
1.総合戦略と市民幸福度について
2.子どもの貧困対策
3.特別支援教育での連携について
4.市内に残るアスベスト
この4点に絞って質問します。もう少し内容を説明すると
1.総合戦略と市民幸福度について
2月17日に道から発表された2015年国勢調査速報値では本市の人口は昨年10月の段階で121,910人。前回調査の5年前より10,018人減少し、減少率は7.6%と過去最大とのことです。何とかこの流れに歯止めをかけるために昨年10月策定されたのが「小樽市総合戦略」です。
その中で「市民幸福度」という新しい概念、言葉がキーワードとして使われています
・「市民幸福度」とは何か。それを使う目的は。
・市民の「幸福」という主観的なものを計ることはできるのか。市民の幸せをつかむ手法は。
・「市民幸福度」を上げるために市は何をしていくのか。
2.子どもの貧困対策
我が国の子どもたちをとりまく経済的な困難度が年々悪化していることは様々な視点から指摘をされています。平均的な年収の半分を下回る世帯で暮らす17歳以下の子の割合、相対的子どもの貧困率は12年に16.3%で過去最悪。中でも北海道は19.7%と都道府県中5番目の高さにあるとのことです。
そのため、国においては2014年に「子どもの貧困対策推進法」を施行。続いて「子どもの貧困対策大綱」を閣議決定し、それを受け、道では「北海道子どもの貧困対策推進計画」を示しています。
・子どもの貧困問題に対する市の認識について
・本市においてもまずは貧困状態の実態把握のための調査を行うべき
・本市でのひとり親家庭への具体的支援策にはどのようなものがあるのか。
・市民幸福との関係でも、子どもの貧困問題に関する施策を小樽市総合戦略に位置付けすべき
3.特別支援教育での連携について
本市には小樽市特別支援連携協議会が設置されています。
・本協議会の設立の目的とメンバー構成、主な活動内容についてお聞かせください。
・幼稚園、保育所の先生方の交流会で、子どもの情報についての小学校との引継ぎについての要望意見があったが、幼、保、小それぞれが納得できる、そして何より対象の子どもにとって一番ためになる引き継ぎ方法が望まれます。小樽市特別支援連携協議会においては、今後どのように取り組んでいかれるのか。
4.市内に残るアスベストについて
毒性が強く、吸い込むと肺がんや中皮腫を引き起こすアスベスト。戦後建てられたアスベスト建築の解体・改修がすすんでいる今、重大なアスベスト飛散事故が繰り返されている。本市でも例外ではありません。家の近所や通勤、通学路で何も対策が取られないまま、市民は何も知らないままアスベストを吸い込んでいたらどうでしょうか。特に子どもたちへの影響は深刻です。
・市内での対応の経過と現状、今後について。
などです。応援よろしくお願いします。
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