市役所本庁舎、総合体育館・プール建設試案を示す2021/09/30 20:02


小樽市はこの度の定例市議会公共施設再編特別委員会で、建て替え方針の市役所庁舎と総合体育館・プールの建設試案を3案ずつ示しました。


 以前に撮影した総合体育館 消防団の訓練の時ですね。


今日はその内、総合体育館・プールの建設試案について、図解したいと思います。

市はこれまで老朽化の進む総合体育館といったん廃止され、多くの市民から要望されていた市民プールの建設について、併設で建設すること。場所は旧緑小学校跡とすることとし、その試案を3案示しました。



 案 体育館現状維持+プール充実

体育館がメインアリーナ3面の現状維持、プールは25m 7レーン、歩行用や児童用プール観客席などを設けて延床面積11,135㎡ 建設費約63億円。

 


 案 体育館削減(アリーナ1面)+プール現状維持型

体育館はメインアリーナ2面、サブアリーナ1面。プールは25m 5レーン、歩行用や児童用プールはあるが観客席、体育室など一部施設を削減。延床面積10,265㎡ 建設費約58億円。

 


 案 体育館削減(アリーナ1面・体育室1室)+プール削減型

体育館はメインアリーナ2面、サブアリーナ1面。プールは25m 5レーン、児童用プールはあるが、歩行用プールや観客席、体育室などの施設を削減。延床面積9,528㎡ 建設費約53億円

 

 

市は試算や利用団体の意見なども踏まえ、総合的に判断した上で12月議会で整備時期や事業費、整備の優先順位を盛り込んだ長寿命化計画案を示し、合意が得られれば、先へ進め、竣工まではおよそ7年から9年かかるとされています。何より厳しい本市財政状況の中で、いかに市民サービス向上につながる施設を建設するのかということですね。

3案それぞれにメリット・デメリットがあります。みなさんもご一緒に考え、ご意見をいただければと思います。


 尚、ここに描いた図は、市から示された実際の縮尺やレイアウトを私なりに解釈した略図ですので、ご了解ください。また、1階の図だけで2階図は省略しました。

 



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://t-sasaki.asablo.jp/blog/2021/09/30/9428918/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。