朝里遺産の会 魚留の滝 調査2021/10/04 09:20

 私も所属する「朝里遺産の会」は小樽朝里新光地区に眠る歴史文化遺産にもう一度光を当てて、地域のみなさんに自分たちの地域のすばらしさを再認識してもらいたい。そのことが結果的に街の元気や明るさに繋がればとの思いで活動をしています。
 メンバーは小樽・朝里のまちづくりの会や各町内会や地域の有志のみなさんが中心です。このところの調査研究テーマは「朝里神社」「定山和尚」などですが、今回はその定山和尚も住んでいた張碓から定山渓に向かう際、通ったとされる「魚留の滝」の調査に行ってきました。
 場所は道道1号線朝里川温泉から朝里ダムを越えて朝里峠に向かう途中、左側に「魚留の滝」の標識があります。駐車できる場所はそこより500mほど上になります。
 聞くところによるとこの滝周辺はヒグマの通り道とのこと。笛や鈴、更には熊撃退スプレーも用意して出発です。

前川会長用意の地図です。黄色の道道から灰色点線の山道を降りていきます。

 道道から滝への入り口です。

 高圧線の鉄塔の下を通っていきます。高圧線の管理のためでしょうかこの辺までは意外と道が整備されています。
 
 道道から5分ほどで二股に分かれるところにでます。看板は左に進めと矢印。右に行くと滝壺にでるそうですがかなりの急な下りで、雨上がり直後で危険なため本日は断念です。よって、左またを矢印通り進みます。

 道は細く、片側はほとんど崖、倒木もあり、慎重に進みます。

ついに到着! 道道から10分ほどでした。もっとかかるのかと思っていましたが、案外すぐに到着です。
 ですが、魚留めの滝そのものは想像以上にちゃんとした(?)滝です!
別の写真。本当に綺麗な滝です。
 


 定山和尚ストーリーに関する遺産のひとつとしてもっと知ってもらえればと思いました。
朝里遺産の会の前川会長ももう少し遊歩道的な環境整備の必要性を話されていました。
 是非、再度チャレンジして滝の下まで降りてみたいと思いましたし、もうちょっ紅葉が進んだときに写真を撮りに来たいです。でも熊が怖いです!


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