海・山・人 朝里川植樹祭2017 ― 2017/05/08 21:39
連休中の7日、朝里川の遊歩道に桜やアジサイを植えて環境整備をしていこうという例年のイベント「海・山・人 朝里川植樹祭2017」が開催されました。当日は風も強く、気温も上がらないあいにくの天候でしたが、朝里のまちづくりの会のメンバーを始め、朝里新光の町内会、高齢者クラブの皆さんが元気に参加され、桜(エゾヤマザクラ)の木15本を植樹しました。
植樹祭 開祭式のようす。植樹の段取り等が説明されました。
今年の特徴はすでに片側に植樹された木の向かい側にも植えたことで将来は桜のトンネルになるように配置したことです。今すぐとはいきませんが20年後30年後が楽しみですし、それまでの長い期間しっかりと管理維持していく責任が生まれるということですね。
浅利先生の指導の下、植樹作業を進めます。斜面に植える際の注意がきめ細やかに指摘されされます。
今回は講師として松前町の桜守で高名な浅利政俊さん、浦河町桜並木「優駿さくらロード」や小樽後楽園の桜を樹木医として支える金田正弘さん東京荒川堤の五色桜を中心に活動中の青木太さん、地元新光在住の樹木医豊田栄さんをお迎えしました。
着物姿の青木氏と会から送られた「桜守」の法被姿の浅利先生
前日よりフィールドワークや懇親会を開催し、私も蕎麦を打って皆さんに食べてもらいました。
懇親会で挨拶される浅利先生。
また、まちづくりの会念願の桜見本園も新光南町会裏の遊歩道沿いに完成し、先生方にも見ていただきました。
その桜の木の中に浅利先生が過去に新品種として創りだした「紅豊」が偶然入っており、浅利先生始め参加者が「これは偶然ではない。何かの因縁だね。」と感じ入りました。
その品種『紅豊』です。花びらの色にグラデーションがある
華やかな八重桜ですね。
作業の後の『観桜会』。風が強くて大変でしたがおいしかった!
桜の木は植えて終わりではありません。意外と桜は病害虫等に弱い樹木です。地域でそこに住む皆さんが長く育てていかなければ立派な並木にはならないのです。浅利先生始め今回ゲストできていただいた皆さんのような桜を愛する人を中心にこの朝里川遊歩道の朝倉並木を育てていかなければと思います。
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