総務常任委員会行政視察 ― 2015/10/21 22:05
19日から21日の3日間で視察に行ってきました。19日は移動日。20日は尾道市で「日本遺産について」21日は呉市で「新市役所建設について」各市役所の担当者の方からお花委を伺ったり、意見交換、情報収集させていただき、さらに尾道では実際に実地研修で現場を案内してもらいました。
「日本遺産」では前議会で私が代表質問で取り上げ、教育長もこれから積極的に取り組むことを約束いただきましたが、具体的なとりくみについてはやはり、先進事例を参考にさせていただくことが大事です。尾道市は今年第1回目に認定された全国18例のひとつとして大変貴重なお話を聞くことができました。

まちの至る所にポスターやのぼりがありました。

映画でも有名な尾道市。小樽と似た坂道のまちです。
眼下の瀬戸内海尾道水道をストーリーの中心に据えています。

具体的には、
①文化庁との密な連携が必要なこと
②独自で、多様な要素を短い語数の中に盛り込む、さらに、刺さる言葉によるストーリーづくりが大変重要なこと
などが特に印象深い言葉でした。
また、現場では、有名な史跡ばかりでなく、ストーリーをつなぐ上で重要な役割を果たすこれまで無名な事跡や伝統文化の扱いについてもお話がありました。
呉市では新市庁舎を現庁舎の隣に建設中でした。12月には完成とのことです。正直小樽市とは規模が違う感じ(人口は25万人、小樽市の倍です。)でしたが、建設決定までの手法や市庁舎と市民ホールを合築している点、防災拠点としての機能を隣の公園整備にまでトータルで考えられている点など、大変参考になりました。新小樽病院建設時と同じく入札不調が2度もあるなど困難を乗り越えての建設とのことで、その苦労は私たちもよくわかるのでお話に引き込まれました。

新築中の呉市役所。立派です!
また、委員会視察は他会派の皆さんと交流を深める良い機会です。今回も市政についての話も含め、普段はできない話もたくさんでき、各議員の新たな面を見ることもできました。今後の議会活動に役立てていきたいと思います。

説明をお聞きする総務常任委員会メンバー一同です。
小樽市除雪ピンチ! ― 2015/10/23 22:06
以前から私たち市議会全員が心配し、特別決議をあげてまで、森井市長に慎重な判断を促していた除雪体制の変更について、やはりその心配が的中した事態が起きてしまいました。
除雪対策の拡充を選挙公約にしていた森井市長の意向で、市が委託する除雪作業の入札条件を突如変更し、共同企業体(JV)を構成する業者の数を増やしました。除雪業者は急にはJVを新たにつくり直すのが難しく、条件を満たせない事態が発生しました。結果として、今日の入札が7ステーションのうち3ステーションで成立せず、このままでは除雪ができない地域(銭函から若竹までの市の東部全域)がでてしまいます。毎年大雪に悩む市民生活に影響が懸念されるところです。
議会としては、この事態の原因解明と今後の対応について大至急取り組んでいかなければなりません。「ほーら、言ったとおりだろ。」と市長の責任ばかりを責めてもいられないと思います。今後、市民生活への影響を最小限にするためにはどうすれば良いのかを26日に開かれる建設常任委員会を開いて論議をしていくことになります。
私としては、まずはここに至った以上、まずは業者の意見も聞いた上で、3ステーションの対応を早急に決めること。それ以外の拡充策についてはいったん昨年度までの方法でとどめ、慎重に再検討すべきと考えます。なぜかというと、先日、議員に示された財政部からの小樽市中期財政見通しからも、除雪費用の大幅な増大は市の財政を先々大きく左右することがはっきり示されていたからです。
どうか市民のみなさんもこの身近で深刻な問題について、ご一緒に考えていただければと思います。小樽市除雪についての建設常任委員会 ― 2015/10/27 19:55
新聞でもご存じの通り、小樽市の今冬の除雪がピンチです。森井市長がかなり強引なやりかたで除雪業者を決める入札の条件を変更したために、業者が対応できず、入札を辞退したために市の東半分の除雪体制が未だに決まっていません。このことについて議会は市及び市長の対応を明らかにするため26日、緊急に建設常任委員会を開催しました。
渦中の堤参与の出席を求め、質しましたが、入札不調の最大の原因である共同企業体を構成する業者数を2社から4社に増やした点を元に戻すことを議会各派は主張しましたが、市側は最後まで譲らず平行線に終わりました。
当初から議会はこの急な入札条件変更は様々な問題があることを指摘していました。それにもかかわらず市及び市長は強行し、今回のピンチを招いています。そもそも市の変更内容には「市内の除雪に精通した」業者の参入を図るとあるにもかかわらず、今後、解決のために、「市外の業者も参入」できるようにするとのことです。これでは全く矛盾していると言わざるを得ません。
本当に、市民のための除雪体制を作ろうとしているのか、それとも何か違う思惑があるのか疑問がますます強まるやりかたです。
蕎麦打ち講習会 ― 2015/10/28 20:43
今日、蕎麦打ち講習の講師をしてきました。私の趣味のひとつの蕎麦打ちを16名のお母さん方といっしょに楽しむことができました。
私が考案した簡単に試せる蕎麦打ちセットで200グラムのそばを打つことができます。本当にお試しぐらいなので、ちょっとやったことのある方には物足りないと思いますが、新そばがおいしい時期ですし、参加した皆さんは楽しく蕎麦打ちをやっていただけたのではないでしょうか。
講習内容はまず私が蕎麦打ちをやって、基本的な動きや手順を見てもらい、その後チャレンジです。さすが普段から料理をされている皆さん。粉の扱いも包丁も家庭用でそばを細く切るのは難しいにも関わらず、しっかりとそばになっていました。今晩各家庭で試食されていると思いますが、評判はいかがでしょうか。

皆さんの真剣なまなざしで、私も緊張しています。

打ったそばをゆでます。大きなお鍋で少量ずつ。
その後、私の打ってきたそばを試食してもらいました.久しぶりに打ったのでちょっと心配でしたが、皆さんにおいしいと言っていただき、お世辞でもうれしかったです。また、参加者の中には教え子のお母さんや教え子本人、奥さんもいらっしゃって、近況などをお聞きすることが出来、本当に楽しいひとときでした。

試食タイム。味はどうだったでしょう。そば湯もそば粉の比率が高いのでおいしいです。
参加した皆さんもご苦労様でした。是非これを契機に蕎麦打ちに家庭でもチャレンジしてほしいです。
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