2020第1回小樽市議会定例会報告 ― 2020/03/14 09:25
新年度予算一般会計581.3億円 19年度当初比1・6%増
小樽市が発表した2020年度予算案のポイントは
・「みらいを創る、確かな一歩」と迫市長命名。子育て支援・防災対策に手厚く配分。
・一般会計は581億3千万円で3年連続増額。
消防署手宮支署の建設や潮見台中学校校舎耐震工事などの建設事業費が膨らむ。
・歳入は、市税は1.7%増だが、地方交付税など国からの分配金合計は同4.4%減。
結果、
15億5千万円の財源不足が生じ、財政調整基金を取り崩す(残高1.17億に)などして賄う。
などです。結果として減り続けていた市債(市の借金)が5年ぶりに増になるなど、厳しい財政運営が続く中での新年度予算編成が妥当かどうかが問われました。
議論の結果、昨年策定された本市の「第7次総合計画」に沿ってまちづくりを進める第1歩としての新年度予算を私たち「立憲・市民連合」は承認、議会としても可決しました。
私のこれまでの活動に関係してワンポイントあげるとすると
防災行政無線 (同報系)整備が進んでいます。(予算特別委員会で質問)
津波や高潮の災害時に、沿岸の住民及び観光客等へ避難情報を迅速・確実に伝達するための防災行政無線(屋外スピーカー)が、まず蘭島手宮間で4月から運用開始されます。 議会で繰り返し設置を求めてきたことが実を結びました。
新年度中には銭函までの工事を終え、全海岸域で運用開始予定です。旅行者用に4カ国語に翻訳放送、災害時FM小樽の緊急放送との連携もできるそうです。市民生活の安全度がひとつ向上しました。
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