3年ぶりの小樽市消防団秋季合同訓練2022/09/04 20:01

   94日日曜、好天のもとセミの鳴き声が響く花園公園グランドで、3年ぶりとなる小樽市消防団秋季合同訓練が実施されました。私も来賓として訓練を視察してきました。

時間にしておよそ2時間半にわたり、市内の消防団18分団205人が参加して、日ごろの鍛錬の成果を見せてくれました。

青空の下、整列です。私たちはテントの中。すいません。


訓練に先立ち、迫市長、鈴木市議会議長より、「近年自然災害が多発、規模も大きくなる中、消防団の地域防災のリーダーとしての果たす役割がますます重要になっていること。そうした中で日ごろからそうした際の対応力強化のために日々訓練を重ねている消防団の存在が頼もしい。心から皆さんの活躍を期待している。その成果を本日も発揮してほしい。」等のお話がありました。

 

さて、いよいよ本番の演習です。

最初は小型ポンプ操法の訓練です。指揮者以下4人一組で速やかにホース延長等をチームプレーで行います。実際の放水はありませんでしたが、どのチームも確実に行っていたように見えました。

 

   壁等、障害物を避ける役目の方も一緒です!


気をつけ! 前へ進め!の複雑なやつですね。   


次に部隊訓練。これは集団が団体で行動する際の規律保ち、確実に迅速に動くための訓練ですね。整列や行進を一糸乱れることなく、リーダーの指示のもと臨機応変に繰り返します。これは実際にやる側になると大変難しく、乱れると誰が間違ったか一発で分かってしまうのがつらいところです。でも、ちゃんとできていましたよ。さすがですね。

 

最後に総合訓練。今回は地震等を想定してがれき等の下敷きになった人を救出、さらにその後発生した火災の鎮火という訓練でした。


  木をチェーンソーで切断!エンジンかからない時は即交換!!

まずは邪魔になる倒木や鉄パイプの切断。その後各種がれきを搬出して下敷きになった人(今日は人形)を救出して人工呼吸やAED等の応急処置を迅速におこなっていました。

     連携プレーで人命救助!


フィニッシュは続けて起こる火災の鎮火に、実際に消防車から小型ポンプをホースでつないで放水です。次々と空に高々と力強く放水されました。

 天高く花園グランドに水柱が立ちました!久しぶりの光景です。


訓練終了後、土田消防長、阿部消防団長より訓示があり、「本日の訓練は2年間中止、3年ぶりとなるがそれを埋める奮闘ぶりだった。大規模災害頻発の折、消防団の役割がますます重要になっている。今後も信頼される消防団になるため、常備消防と一致団結してさらなる精進を。」とのことでした。

 

人の命と財産を守るという使命のもと、緊張感をもって活動される皆さんの鋭い掛け声、きびきびした動きに久々に接し、私も身が引き締まる思いでした。消防団の皆さん、大変ご苦労様でした。これからもよろしくお願いいたします。

 


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